【海外の反応】Narita空港から Haneda空港への変遷

数点、コメントさせていただきます。Narita空港は現在、建設時の多くの問題のため、運営能力が限られています。滑走路が2本しかなく、すぐに増加する航空需要に対応できなくなりました。また、アクセスも良くありません(新幹線の運行が予定されていたものの、実現しませんでした)。
一方、Haneda空港の能力拡大と国際線の発展は80年代に合意されており、東京湾上に追加滑走路が建設され、2010年に開港しました。空港は現在4本の滑走路を持っています。
Narita空港には2029年に第3滑走路の建設が計画されていますが、概して現在Haneda空港が主要空港となっており、Narita空港はより総合的なハブ空港を目指しています。

2010年頃は全ての国際線がNarita空港で行われており、HNDはTokyo中心部からずっと離れていたので大変でした。

1980年代にはNarita空港に反対していた国内急進派グループを阻止するため、空港バスに警察が乗り込み、空港入口にもチェックポイントがありました。Haneda空港に一度でも行ったら、もうNarita空港には行きたくなくなります。

1. 空港ターミナルの拡張と鉄道の追加
2. 特に横田基地の空域再編を含む航空路の改善
3. (最も重要だと思う)24時間運用が可能な海上空港
4. デルタ航空などハブ機能の縮小、目的地機能の強化

9.11以前は、NARITAへのフライトはTokyo City Air Terminal(TCAT)から簡単にアクセスできました。TCATのTokyo中心部のターミナルで手続きをし、バスに乗るだけで空港ターミナルに直行できました。素晴らしかったのですが、9.11以降はテロリズムへの過剰反応で、液体の制限やアメリカ人の靴脱ぎ要求など様々な制限が課されるようになりました。そして、Haneda空港の国際ターミナルがオープンし、東京の真ど真ん中にある綺麗で近代的な新空港という魅力から、Narita空港の終焉が始まったと言えます。

個人的にはこれに気付いてはいましたが、意識的には考えていませんでした。でも問題ありませんよ。Narita空港自体は悪くないですが、アクセスの悪さと高価さ(特に東京の西側にいる人にとって)は問題ですね。

東京北部の人にとってNarita空港は便利でしたが、Haneda空港はアクセスが悪いです。

私はHaneda空港の翻訳業務に携わっているので、他の人の話を補足できます。
Haneda空港は空港ランキングを着実に上げてきました(様々なカテゴリーで何年も1位や2位を獲得)。この点を非常に誇りに思っており、ランキングをさらに上げるための拡張や改修に取り組んでいます。単に改修するだけではなく、世界有数の空港になるよう戦略的に行っています。この結果、新しい国際線ターミナル3号の開設もあり、Narita空港の後釜を務めるようになってきたのです。