見たことがないけど、一般的に悪役がそう言うのは、人間には大規模な痛みを引き起こしたり、愚かな理念的な理由から他者を非人間化したり奴隷化したりすることができる能力があるということを示唆しているのだと思う。私たちは別の集団と違うからという理由だけで、そういったことをしてしまうのだ。でも、それは本当に生存のためではないんだよね。
見なければいいんだよ。人間は実際に良いって言うお話の方が、人間は悪いってお話よりもよっぽど多いからね。
「トライガン」はそういったお話じゃないよ。お前がどのくらい薬でハイだったかはわからないけど、今度は気をつけて見直してみなよ。
引用している登場人物の他の発言に概ね同意しているの? これは、ヒトラーがよりも年上だった妻は変態だという、まさに「そうか、そうだったんだ」みたいな感じだよ。
悪役たちがそう言うのは、彼らの理論が根本的に欠陥があるからなんだと考えているんだ。トライガン・スタンピードでは、非人間の悪役たちが人間に同じようにひどいことをするけど、自分たちの矛盾は認めないでいる。一方で、人間の登場人物たちは非人間の仲間を救うために自己犠牲をしている。悪役たちは自分の偏見を相手にのりつけて、自分の行動を正当化しようとしているんだ。
メディアの中で誰かが何かを言っているからといって、それがそのメッセージだとは限らないってことを覚えておいてね。
メディアの中で誰かが何かを言っているからといって、それがそのメッセージだとは限らないってことを覚えておいてね。
ナイブズが悪役だってことは知ってるよね? はい、トライガンは時々ヴァッシュの平和主義とポジティブさに疑問を投げかけているけど、ナイブズが正しいとは到底思えないんだ。
まさに「not all men」のときみたいに、ポイントを完全に逸脱している人がいるな。こいつはただ単に悪役が悪いこと言ってるのが気に入らないだけなんだな。
今日も空は青いし、水は濡らすってニュースか。これって人種差別というよりは、むしろ差別だと思う。「ある人間が以前に私にひどいことをしたから、同じような人間はみな同じように悪いことをする」って感じだからね。人種差別なら「あいつらは人間だから、必ずひどいことをする」って感じだと思う。
このようにある種の人間が悪いって描くシリーズは、作者/監督が表現したいメッセージを伝えるためのものかもしれない。人間じゃなくて宇宙人やモンスター、デビルなどに置き換えたらどうだろうか。そうすれば同じようにメッセージを伝えられると思う。それによって、視聴者はその場面に感情移入しやすくなって、メッセージもより早く受け入れられると思う。
コメント